映画館・アップリンク吉祥寺は
東京・吉祥寺昨年の12/14に開館しました。
別にオープン情報を知っていたわけではなく、
観たい映画がアップリンクでのみ上映するので行ってきました。
アップリンク吉祥寺のコンセプトは
「ミニシアター・コンプレックス」。
5つのスクリーンに計300の座席という小さい映画館です。
世界の映画祭で話題を集める作品やアート系作品、
インディーズ系の作品といった、
現在アップリンク渋谷で親しまれている作品群に加え、
地域の人々が楽しむことのできるファミリー向けの作品が上映される予定とのこと。
私が映画館で映画を観るにあたり
私は映画館で観る際に真ん中の席じゃなくてぜんぜんいいタイプです。
むしろリラックスして観れることのほうが重要かな。
だから隣に人がいない方がありがたいタイプです。
よって、映画を観に行く場合には
・混雑してる映画は避ける
・混雑してる曜日時間は避ける
・席は絶対に事前にネット予約
・隣のいない席、端っこの席マスト
・椅子の座り心地重要
等をポイントに決めます。
基本、メジャーな映画はほとんど観に行かないうえに、
アクション映画も観ないし、
映画自体が映像にこだわっていたとしても、私はあまりこだわりはないので、
とにかく空いてるタイミングを選べるかにかかってきます。
過去にはシネコンのレイトショーで400人くらい入るスクリーンに観てるのは
私1人だけという経験もあります。
こんくらい空いてたら申し分なし!
こんな感じでちょっと面倒くさい人間の私です。
HDデジタルリマスター版で蘇った韓国映画「オアシス」
今回観に行った映画は
韓国の「オアシス」という映画。
この映画の話はまた別の記事でしたいなと思っています。
2004年に公開された映画で、
公開当時に観てからずっと心の中にあり続ける映画です。
で、この映画が、この監督の映画「バーニング」公開のタイミングで、
HDデジタルリマスター版で蘇ったわけです。
公開当時にたまたま、三軒茶屋シネマで観た映画なのですが、
また、映画館でこの作品を観れることがすごく幸せでした。
今回は映画ではなく新しい映画館・アップリンク吉祥寺で映画を観た感想を
書きたいと思います。
コンセプトは「ミニシアター・コンプレックス」
同館は、数々の個性的な上映作品で知られる「アップリンク渋谷」の姉妹館です。
上でも書きましたが「ミニシアター・コンプレックス」という
新しいコンセプトでつくられた映画館です。
公開本数が年々増える中、より多様な作品を上映するために
29、52、58、63、98席という異なる座席数の5スクリーンが設計されています。
館内は非常にコンパクトな作りです。
館内はエメラルドブルーって言うのかな?で統一されていますね。
まずは発券機へ。
最近の映画館はどこもそうですが、
事前にネットで席予約から決済まで済ませておけば、
10分前くらいに到着すれば十分ですもんね。
トンネルもあります。
本日(3/19)の上映スケジュール。
かなりの本数をやっているんですね。
特徴① くもりのないDCPハイレゾ音源
この映画館の特徴の1つが、
従来の映画館のラッパ状のホーンスピーカーではなく、
「田口音響研究所」の平面スピーカー、
そしてフィレンツェに本社を置く「パワーソフト」のアンプを採用した音響。
このスピーカーだと、
砂を踏みしめる音、川のせせらぎ、鈴の音、風の音などが聞き分けられる。
くもりのないDCPハイレゾ音源で、
映画の音楽だけでなく、セリフ、効果音などが感動をより一層高めてくれるとのこと。
感想としては音は私にはわからなかった。
いろいろ映画館行き慣れている人にはわかるのかな?
特徴② スクリーンの生地にニット織を使用した「サウンドマット」を採用
上記に音のこだわりがありましたが、私はコチラの方が良かったと感じました。
アップリンク吉祥寺では
スクリーン生地にニット織を使用した「サウンドマット」を採用。
通常の映画館では(背後のスピーカーの音を出すため)スクリーンに穴が空いており、
映画を観ていても、データ的には(映写された映像のうち)6%は穴を見ている状態。
このスクリーンは織物なのでそのサウンドホールがなく、
音はちゃんと織物のすき間から出てくる。
つまり100%の映像が映るスクリーンとのこと。
それはよくわかりませんが、
とにかくスクリーンが見やすかった。綺麗でクリアというか。
動きのあるシーンもクリアに観れた感じがします。
映画館でも美味しいものを!こだわりのフードメニュー
100年以上も前のオリジナルコーラレシピに基づいて、
10種以上のスパイスを調合して作られたクラフトコーラ「伊良コーラ」を販売。
さらにホットドッグやナチュラルワインなどもこだわった商品が提供されている。
今回観たのはスクリーン3
コチラのスクリーンは縦長で、そんなにスクリーンサイズも大きくないので、
事前にネットで調べた際は4列目が一番観やすいとのことでした。
でもアップリンク吉祥寺の中では一番広く座席数も多いスクリーンです。
座面と背はとにまく真っ赤。
私の席は3列目の一番右。
席に座った状態でスクリーンを撮影した写真です。
11列まであるけども後ろの方はかなりスクリーンが小さく見えるんじゃないかな?
正直、3列目でもちょうどいいなと思いました。
写真では見上げるような感じに見えるかもしれませんが、
シートの角度がいいのか、そんな感じもなくとても観やすい位置にスクリーンが
あります。
そして、一番端っこの席でも全く問題なかったです。
あとは前の席に座っている人の頭も全く気になりませんでした。
そして何より伝えたいのが、
この椅子の座り心地!
最近のシネコンなど、どっしりした椅子で大変座りやすいのですが、
この椅子はそれをはるかに超える座り心地でした。
ふかふかで沈み込むような感覚。
体重が重い私は、
2時間同じ体制でいれない、
映画終盤はお尻が痛くなって体勢をなんども変えなくてはいられないんです。
ところがコチラのシートは、全くお尻が痛くならなかったです。
だから体勢を変えることもなく2時間以上座ってられました。
これは本当に良かったです!
また観にきたい映画館! アクセスは吉祥寺駅近です
JR吉祥寺駅北口から出て徒歩2分くらい。
ほぼ駅前です。
アップリンク渋谷に行こうか、この吉祥寺に行こうか迷ったんだけど、
駅からすぐの吉祥寺を選択しました。
結果、正解だったと思います。
新しいのですべてがキレイだし、何よりフロアが地下階にあるのがいいです。
都心の昔ながらの映画館って、結構エレベーターで上がっていく映画館多いですが、
地下だとなんかすごい楽。
見終わった後に階を上がるってのは見終わった後に階を下がるより、
なんか快適なのは今回の新たな発見でした。