まだ18時前なのですが、
もうお腹空いてしまったので、
本日は元楽 蔵前店に行きました。
この元楽 蔵前店は、まだ蔵前に住む全然前の20代前半の時に
友達が連れてきてくれたお店です。
その時は、ここが蔵前ということも認識せず、ただ食べたわけですが、
その時だってそんなに新しくはなかったと思われるから、
20年くらいは、そしておそらくそれ以上営業しているお店かと。
蔵前に住むことになって、
そう言えばラーメン屋さんにきた記憶あるな
ということで久々に訪れたのが7年くらい前、
それから、
家から近いこともあって、この7年で1番食べているラーメン屋さんかもしれません。
店構えは老舗って感じです。
ガラガラっていう戸を開けて中には入ります。
すぐに右側に券売機。
これはここ1年で新しくなった。
ここの代表的メニューは
元らーめん、楽ラーメンとぶためし、そして季節限定、餃子、その他って感じです。
元も楽もベースのスープは同じで、
しょうゆ味か塩味かの違いです。
大半の人は元or楽らーめん+こぶためし 850円を頼みます。
なにせ、ここの店はぶためし(いわゆるチャーシュー丼)が有名?というか
名物なのです。
なので他のお店でチャーシュー丼を頼むことはほとんどない私ですが、
ここだとなぜか頼んでしまいます。
理由はわかりません。
ということで、
今回注文したのは特製元らーめん+こぶためし
この特製は脂が多い、元楽の原点(とお店が言っている)のらーめんです。
じつはこのお店、環七土佐っ子ラーメンの流れを汲むお店なんです。
わかる人はわかると思いますがって私が39歳で、
20歳くらいの時にはその土佐っ子はもうお店なかったから、
わかる人少ないか。
まあ、地元が近かったこともあって私はかろうじてわかるのですが。
その土佐っ子のラーメンを踏襲しているのが特製ラーメンなのです。
そう言えば土佐っ子オレ食べたことないや。
食券をおじさんに渡して席につきます。
また18時前だから人はお客は2人くらい。
ちなみに正面奥に見えるの額縁に入って飾ってるやつ、
ピンとくる人いません?
これです。
私は神戸の美術館に観に行くくらい好きなので、すぐわかりましたが。
そうです横尾忠則氏作の元楽のポスターです!
これすごくない?
現物は国立国際美術館に所蔵されているようです。
しかしなんで元楽のポスターを横尾さんが??
ちなみにNHK大河「いだてん」のポスターも横尾さんの作品です。
って話が逸れましたが、
なぜ横尾さんが元楽のポスターを作ったのかは知りません。
さてぶためし(商標登録されてます。それだけ名物なんでしょう)の
食べかたレクチャーがテーブルに。
タレは左奥のやつです。
厨房をチラり。
ここのお店は基本、年季の入ったおじさまがラーメンを作っています。
なんどもきているけど、毎度!的なやつは今だにない。
そして特製元らーめんとこぶためしがきました。
ラーメンはいわゆるチャッチャ系です。
ぶためしは、ちょっと盛りが悪くなった?
見よこの脂。
スープを覆い隠す…って昔はもっと覆い隠していましたね。
物事ってだんだんライトになっていくものなのです。
それでもかき混ぜると黒いスープが。
それだけやはり脂が覆いかぶさってたってことです。
あれ?麺細くなってる。
特製だけ麺違くて好きだったんだけど、
麺変わったな。
では一口。
甘い。
そうです、ここのらーめんは真っ黒なんですが、
脂が甘いから、結果として甘い!
それがまたいいんですけどね。
しかし脂、少ねえななんて思っていたけど、
5口目くらいからきつくなってきた。
でも、これは加齢によるものです。
こぶためしは、
ぶたにネギと海苔が絶妙。
これ、持ち帰り(冬場だけ)もできるので、
たまに、ぶためしだけ持ち帰りとかも良くしてます。
下手にすき家で牛丼たべるくらいなら、
国産豚使用だし、クオリティーは雲泥の差。
テーブルに貼ってあったレクチャー通りにはせず、
ただかき混ぜる。
らーめんがこってりだから、
こちらは箸休め的に食べたいので。
ごま油とタレを投入したら、かなりヘビーになるので。
やはりぶたの盛りが…
物事はすべてライトになっているのです。
で、結果、らーめんの脂にやられて、
スープはほとんど飲めずの、ぶためしちょびっと残すという体たらく。
加齢って怖い!!!
こぶためしの盛り、これで十分でした!
元楽 蔵前総本店
営業時間:11時00分~21時00分