2019年秋にグランドオープン予定のコレド室町テラス(COREDO室町テラス)。
(9月27日開業が決まりました!)
みなさんお待ちかねとは思いますが、
そのコレド室町テラスに日本初出店の誠品生活日本橋がオープンしますね。
完成まで待ちきれないので、
今のところの情報をまとめてみます。
- 台湾を旅行する目的地となりえる誠品生活。お土産買うなら誠品生活
- 2018年には台北・中山駅前に誠品生活南西店をオープン
- 誠品生活の特徴は体験型イベントやワークショップだって
- 誠品生活の日本1号店は2019年秋完成予定のコレド室町テラスの2階
- コレド室町テラスへのアクセス
- 2019年3月現在の日本橋室町三井タワー(コレド室町テラス)の建設状況
- 誠品生活日本橋の商品ラインナップは本場台湾の誠品生活と同じなのか? 書籍は有隣堂書店が運営
- フロアは4つのゾーンで構成されており、特にレストラン・食物販ゾーンはどのお店が入るのか楽しみ!
- さらなるデカい台湾ブームがやってくるであろう2019年
台湾を旅行する目的地となりえる誠品生活。お土産買うなら誠品生活
誠品生活は書店を中心とした商業施設、もはや百貨店です。
誠品書店があり、国内外のハイセンスなテナントを集め、
はたまた若手デザイナーを掘り起こして雑貨を販売したり。
とにかくいつ行っても好奇心を満たし、
購買意欲をめちゃくちゃ高めるバケモノみたいな存在です。
その他、ギャラリー、パフォーマンスホール、映画館、ワインセラーなど
多種多様な文化・コンテンツを共有する場を運営。
創業は今年で30年。
文化、アート関連の書籍の専門店としてスタートし、創業から15年間はずっと赤字
計上だったとのこと。
そこから現在の成功があり、
台湾では"台湾の今の文化面の基盤は誠品書店が作った"との認識が一般的のようです。
ちなみに2006年に信義店ができてから、本だけではなく雑貨やファッションなども取り
入れた今の誠品生活のスタイルが始まったようです。
日本のマスコミで語られる際によく蔦屋書店が参考にしたとか文言つきますね。
誠品の呉旻潔会長は
「誠品と蔦屋の違いは、私たちはアジアの角度から多くの文化交流を行っていることで
しょうか」と言っています。
たしかに、私たちも含め旅行者の訪れる地になっていますね。
私は、台湾行ったら絶対に行きます。
誠品の2018年現在の店舗網は
台湾に43店舗、香港に3店舗、中国に2店舗。
例えば板橋駅付近に用があって行ったら、
駅前にドーんと誠品生活板橋店があったり、
ちょっとどこにでもある感ありますよ。本当に。
誠品生活は2004年に雑誌「TIME」アジア版で誠品敦南店が
「アジアで最も優れた書店」に選ばれるなど、
今や台湾を代表する場所の1つになっており、
私たち外国人観光客にとっても、台湾へ行く目的の一つになっています。
誠品生活松菸店においては、アメリカのCNNが選んだ、
2016年の"世界で最もクールな百貨店14"に選出されたみたいです。
新宿伊勢丹も入ってるみたいですが。
2018年には台北・中山駅前に誠品生活南西店をオープン
2018年の9月にオープンした誠品生活南西店。
台北MRT中山駅の1号出口から徒歩1分。地下鉄から出たら目の前です。
1階には日本の猿田彦珈琲。他、日本から数店入っています。
4階には大好きな神農生活(MAJI TREATS)が入っています。
こちらは台湾産の安全食品とグッズのお店。
台北に行ったら必ず行くお店の一つです。
そして書店ももちろんあります。
あとはexpo SELECTという誠品がセレクトしたMITグッズのお店は好きです。
私も2018年の12月に行きましたが、
店舗面積は5,500坪ほどで、
誠品信義旗艦店と誠品生活松菸店に次ぐ規模とのこと。
また誠品生活南西の書店では、
世界の出版トレンドとシンクロした経営を目指しているらしく、
初めて"世界脈動 Reading Trends"国際書籍コーナーを設けた他、
東南アジア言語の雑誌も仕入れており、
台湾各地の誠品のうち雑誌の品揃えが最も整った拠点となっているとのことです。
誠品生活の特徴は体験型イベントやワークショップだって
これは私知りませんでしたが、
誠品生活の最大の特徴は体験型イベントにある。
リリースによると、
毎年延べ2億人を動員している様々な体験型イベントを催しているらしく、
アーティストと共に、「誠品生活」でしか体験できない展示やパフォーマンスを、
全店舗通じて毎年5,000回以上も実施することで、
常に新たなカルチャーの提案を続けているとのこと。
これが誠品生活日本橋でも実施されるようです。
誠品生活の日本1号店は2019年秋完成予定のコレド室町テラスの2階
三井不動産 | 「日本橋室町三井タワー」に商業施設「COREDO室町テラス」が2019年秋グランドオープン
コレド室町テラスの2階のすべて(約2,900m²/約877坪)が、
誠品生活日本橋のフロアになる。
誠品の店の中では小ぶりのほうかと思いますので、
どの様な品揃えになるか、ちょっと心配ではあります。
とはいえ、この建物自体の商業フロアはB1F〜2Fで約30店舗が出店するそうですが、
まさにメインのテナントが誠品生活日本橋であります。
コレド室町テラスへのアクセス
東京メトロ・半蔵門線の三越前駅か JR総武本線・新日本橋駅。
ですがJR総武本線というのは東京ではメジャーでは無い方の路線です。
東京駅には通っていますが、それ以外のアクセスは悪いです。
現実的には東京メトロ・半蔵門線の三越前駅がベストになると思います。
またはちょっと歩きますが、
東京メトロ・銀座線/東西線の日本橋駅で降りて、歩いて日本橋を渡ってくる、
というのが良いかもしれません。
一番端っこではありますが、このこれど室町テラスも日本橋エリアです。
2019年3月現在の日本橋室町三井タワー(コレド室町テラス)の建設状況
秋グランドオープン予定ですが、
3月1日現在の建物の外観を見る限り、ほぼほぼ完成しているのではないかと思えます。
誠品生活日本橋は2Fですので、
おそらくこちらかと。
誠品生活日本橋の商品ラインナップは本場台湾の誠品生活と同じなのか? 書籍は有隣堂書店が運営
売り場面積が約2,900m²/約877坪。 誠品にしては小型の店舗になります。
私たちが気になるのは商品の品揃え。
変にジャパンナイズドされちゃったらつまらないしなって。
でも台湾をそのまま持ってきたら、
台湾行った時に訪れる意味なくなっちゃうし…。
良くも悪くも中途半端にもなりそうだし。
みたいな。
今回の発表では、
誠品生活日本橋の店舗を運営するのは合弁会社・誠品生活MF。
誠品生活が61%、三井不動産が39%を出資する会社です。
書籍部門は有隣堂書店が誠品書店のノウハウを生かすかたちで運営するとのこと。
したがって書籍の品揃えにおいてどれだけ誠品の力が及ぶのかはわかりません。
ただ、誠品の呉旻潔会長は「コア部分は面積の半分を占める書店になります」とインタ
ビューで答えていますので、有隣堂書店に任せっきりということはないのではないか。
また「中国語の作品を持ち込みたいと思っています」とも言っています。
東京ミッドタウン日比谷の3階にあるHIBIYA CENTRAL MARKETを有隣堂書店が運営。
この店舗は小さな街のような複合型店舗で、
売り手と買い手が出会う場所「マーケット」というコンセプトに、
床屋、大衆酒場、喫茶店、アパレルショップなど混在しています。
もちろん書店も入っているのですが、書籍の販売数はごく少なく、
テーマに沿ってセレクトされたものとなっています。
正直、オシャレな事、物が大好きな私ですが、
あまり好きなタイプのお店ではありません。
空間としてはいいのかもしれませんが、
すごく中途半端でお客さんを選びます。
誠品書店にはマニアックじゃなく、大衆のものであってほしい。
しかし!
誠品生活の売場は誠品主導となるため、
台湾の店舗と同様に、メイドイン台湾雑貨の販売や、
誠品生活の特徴でもあるイベント、ワークショップなども実施されるらしい。
さらに、台湾茶のティーサロンや台湾グルメの店舗の出店も予定あり。
楽しみすぎますね。
フロアは4つのゾーンで構成されており、特にレストラン・食物販ゾーンはどのお店が入るのか楽しみ!
①書籍ゾーン
②文具・雑貨ゾーン
③ライフスタイル体験型のセレクト物販・ワークショップゾーン
④レストラン・食物販ゾーン
セレクト物販・ワークショップゾーンには、
台湾の人気ブランドが多数入居予定!
あと、やっぱり楽しみなのがフードですね!
きっと日本初出店の飲食店が来てくれるはず!
かなり話題にはなりそうですね。
※6月27日更新
食物販ゾーンで注目の店舗をチラッとご紹介します。
☆王徳傳(ワンダーチュアン)
こちらは台北の中山に本店を構える老舗の台湾茶荘が日本に初出店するもの。
私は行ったことはないのですが。
日本橋では厳選された台湾高山茶をイートインとテイクアウトできるようです。
台湾から輸入するので、
茶葉自体の値段はどうしても高くなってしまうとは思いますが、
テイクアウトならば気軽に飲めそうです!
AMRITAっていう、スパークリング高山ウーロン茶なんてものも発売してるらしい。
どんな味か飲んでみたいですね。
☆富錦樹台菜香檳
言わずと知れたフージンツリーが手がける台湾料理レストランが日本橋に出店します。
フージンツリーと聞いただけでなんとなくワクワクしますね。
台北の富錦街に店舗があります。
このお店は台湾の料理とフランスのシャンパンを組み合わせた、スローフードと料理に
合うお酒を楽しむことを重視したお店とのこと。
シャンパン云々はありますが、
なんかほっこりする台湾料理が食べれそうですね。
さらなるデカい台湾ブームがやってくるであろう2019年
だいぶ長くあっさりめの記事になってしまいましたが、
結局、情報はここまでしか出てきていないという現状です。
とりあえず建物の工事の進捗情報など追いつつ、
飲食店の出店情報などお届けできたらと思っています。
誠品生活日本橋の出店もあり、
おそらくさらなるデカい台湾ブームがやってくるであろう2019年。
すでに年始には大同電鍋が雑誌で特集を組まれたりと、
その片鱗が見えてきています。
そしてはたして誠品生活が日本でも成功するのか。
簡単にはいかないと思いますが、
誠品生活なら、ここ東京で、台湾のお店とは違うまた新しい価値を
作り出してくれるのではないかと期待してやみません。
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