時節柄、お取り寄せ、テイクアウトなどをうまく利用して
「うちごはん」を楽しむことにしています。
今回は、銀座の名店・デリーのレトルトをお取り寄せしました。
デリーとは?
1956年に上野で創業したインド・パキスタン料理専門店「DELHI」(デリー)。
長年カレー好きに愛されているお店で、
特に有名なのが「カシミールカレー」です。
ここのカレーはサラサラ系ですが、そもそもご飯にとてもよく合うカレーです。
このカシミールカレーは一口食べれば鼻を突き抜けるスパイスの香りと、
汗が止まらなくなる辛み。味は濃厚なんだけどスパイスと辛みが爽やかなのが特徴。
ザックリ言ってしまえば辛うまなんだけど、
このカレーはまさに唯一無二で、
例えば、数ヶ月前にテレビでカレー店主が選ぶ美味しいカレー店みたいな番組では、
ぶっちぎりで1位をとってました。ってくらいのお店。
カレー好きなら誰もが憧れる、欲するカレー店なのではないでしょうか。
お店の場所は?
デリー 銀座店
ここは私が初めてデリーを食したお店であり、
通っているお店です。
テーブル席がメインで、週末の夜などは宴会客もいます。
ランチタイムは14時までですが、
通し営業のため15時前後などはお客さんがほとんどいない中で食べれるので、
ゆったりできる。
〒104-0061 東京都中央区銀座6-3-11 西銀座ビル3F
TEL:03-3571-7895
営業時間 11:30~21:30(L.O)(土日祝は11:50~)/ ランチタイム 11:30~14:00
デリー 上野店
こちらはカウンター席が中心のお店ですので、ガツガツ食べるというイメージ。
〒113-0034 東京都文京区湯島3-42-2 地下鉄湯島駅より徒歩3分
TEL:03-3831-7311
11:50~21:30(L.O)
デリー 東京ミッドタウン店
フードコートではないんだけど、飲食店が集まるフロアで、
オープンな席で食べるようなお店。
こちらも六本木に行った際には利用しています。
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-2 東京ミッドタウン B1 マーケットストリート内 ミッドタウンフロアマップ
TEL:03-5413-7278
営業時間 11:00~21:00(L.O 20:40)/ ランチタイム 11:00~15:00
今回の本題であるデリーのレトルトとは?
デリーの公式オンラインショップの画像を掲載しますが、
デリーが自ら販売していることがポイント。
主なラインナップはこの4品。
一番人気のカシミールカレー。そして基本のインドカレーとデリーカレー。
そして今回ご紹介するのがカシミールカレーなわけですが、
このデリーのレトルトの注目すべきポイントをお話しします。
ポイント①製造者は株式会社デリー
加工品には食品表示法で
「品関連事業者のうち表示内容に責任を有する者の氏名又は名称及び住所を表示」
しなければなりません。
責任を有する者が、
製品の製造業者である場合は「製造者」、
加工業者である場合は「加工者」、
輸入業者である場合は「輸入者」となりますが、
製造業者、加工業者又は輸入業者との合意等により、
これらの者に代わって「販売者」を表示することもできます。
つまり何が言いたいかというと、
例えばご当地レトルトカレーなどの食品表示を見てもらえればわかるのですが、
多くの場合販売者の情報が表示されています。
つまり販売者と製造者が違うということなのです。
そりゃあ、レトルトカレーを作れる工場なんて無数にはないですよね。
だから販売者は違うが、実は製造者が同じなんてことはよくあることなのです。
そしてこのデリーのレトルトカレーは製造者として株式会社デリーを表示している。
つまりデリー自ら、あるいはデリーの息のかかった工場でカレーを作っている
ということなんです。
つまり世の中によくある名店監修ではなく名店自ら製造なんです。
だからデリーのレシピを知っている人が作っているわけで、
これだけでもうまいカレーになっていることが分かりますよね。
ポイント②デリーのお店で販売している
これも、先ほどの話とかぶってはきますが、
デリー自ら製造し、デリー自ら販売している。
しかもお店のレジ横で。
これって自信があるからに他なりませんよね。
ポイント③お店の味に限りなく近い
これが、このレトルトカレーの最大のポイント。
そうです、お店で食べる味に限りなく近い味が出せているということ。
近年、お取り寄せラーメンでもお店そのままのスープと麺を冷凍でお届け、
というお店が多くありますが、これもお店そのままの味ですよね。
これと同じクオリティと考えてもいいかもしれないのがデリーのレトルトカレー。
自分で具を加えるという点ではちょっと違うのですが、
おうちでお店の味を味わうという観点では、
もう十分すぎるほどのクオリティーだと言えるのではないでしょうか。
売っているお店は?
このデリーのレトルトが売っているお店ですが、
私が実際に見たのは、
①デリーの店内、及びデリーのオンラインストア
②成城石井
③ザ・ガーデン
※成城石井、ザ・ガーデンはコルマカレーが無かった。
インドカレー 、デリーカレー、カシミールカレー。
店舗により違うかは不明。
④アマゾンや楽天でデリーじゃないお店が売っている。
※価格がマチマチで、アマゾンでは高めの金額で販売されているのを見た。
今回、食すのはコルマカレーのレトルト
今回、お取り寄せしたのはコルマカレーです。
私はたまたま楽天24という楽天の公式ストアで販売されており、
ポイントで買っちゃいました。
しかも3つも。
定価は860円(税込)です。
今回は840円(税込)でした。
プラスでオリーブオイルを買ったので送料は無料。
今、楽天で商品ページ見てみたら売り切れてた。
でも楽天の成城石井で売ってます!
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裏面はこちら。
ポイントは350g(2人分)と書いてあるところです。
デリーのレトルトカレーは2人分のカレーソースが入っています。
ただし男子で考えれば2人分には足りません。
しかし1人分だと、かなり多いです。
我が家では夫婦でちょうどいい量という感じです。
また、成分表示に鶏肉などが入っていないことにお気づきだとは思いますが、
具は入っていません。
ちなみにお店のコルマカレーには鶏肉とじゃがいもが入っています。
つまり、レトルトは鶏肉とじゃがいもを自分で用意する必要があります。
ここで、面倒だなと感じる方もいることと思います。
しかしレトルトにすると鶏肉もじゃがいもも途端に美味しくなくなりますから、
むしろ入っていない、そして自分で入れるほうが私はありがたい。
そう思います。
また、賞味期限は公式オンラインストアに製造から1年と書いてあるので、
わりと製造したばかりのものが届きました。
ソテーオニオンが中国製造と書いてあるところは見て見ぬフリをしましょう…。
外食産業はこんなもんですから。
また、辛口と書いてありますが、
デリーのカレーはそもそも辛いのが多く、
一番人気のカシミールカレーで星5つの辛さ。
それに対して、このコルマカレーは星2つの辛さです。
箱の中身はこちら。
ルー、そして調理法が書いてある紙が入っています。
デリーのレトルトカレーの紹介と、
作り方。
これの通りに作るのがもちろんポイント。
といっても簡単!簡単!
①鶏肉を炒める
②じゃがいもを蒸す(レンジでチンでいいよね)
③ルーと一緒に鍋で温める。
他のレトルトカレーと違って、
ルーを鍋に開けて温めるのは面倒といえば面倒だけども。
それでもお店に近い味、鶏肉などがレトルト臭くないことを考えれば、
私は満足です。
この温めるさいのポイントは、
です。
煮立たせるとスパイスの香りが飛んじゃうらしい。
なるほど。
そもそもデリーのコルマカレーとは?
デリーのコルマカレーについてはお店で食べた時の記事が下記にありますので、
見て欲しいのですが、
お店のHPには
「限界まで炒めたタマネギと、香りのあるスパイスとの組み合わせが絶妙
一人前に一個から一個半のタマネギを焦がさずに炒めてあり、
この黒いカレーの色はその炒めタマネギの色そのまま。
タマネギの濃厚でこってりとした甘みと旨みが食欲をそそります。」
と書いてあるのですが、
まさにこの通り!
作ります。
鶏肉は2人分で4切れほど。
正直、ルーがうまいので、具はどうでも良かったりする。
コショウを振って炒める。
じゃがいもも2人分で1個。
4分の1に切ってレンジでチン。
そして具を鍋に入れ、
ルーを鍋に開ける。
以前、カシミールカレーのレトルトの時は、
サラサラしているルーなので、レトルトのパウチからもサラっと出たが、
このコルマカレー は割とドロドロしている方、
しかも温める前はかなりドロドロしているので、
パウチからこそぎ落とす感じで出さないと出ないところはちょっと面倒かも。
そして温める。
沸騰しないように、また焦げないようにかき混ぜつつ。
そして完成。
今回はご飯に直でかけましたが、
本当はデリーのお店同様に別皿の方が私は好き。
それにしても、見よこの黒黒したビジュアルを!
お店のコルマカレーそっくりだろ?
味ももちろんそっくりだぜ!
ソースのアップ
黒光り。
ではいただきます。
うまうま。
おうちでコルマカレー食える喜び。
お店と全く同じ味かと言われると、
レトルトパウチしているので、
香りなども落ちる部分もあります。
それでもお店の味に限りなく近いということは確か。
これはレトルトカレーのジャンルに入れるべきではない。
本物のカレーです。
ぜひお試ししてみてください。
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