銀座に所用がありました。
ちょうどお昼時でしたので、
魚久で魚食うべということで行ってきました。
こちら関東では有名なお店なのですが、
ホームページで店舗を見てみると関東から関西にかけてしかないので、
それ以外のお住いの方は知らないかもですね。
粕漬け専門店「京粕漬魚久」さんです。
そもそも粕漬けとは。
粕漬けは、お酒を絞った後にできる「酒粕」に魚や野菜を漬けた保存食です。
古くから日本にある伝統的な食べ物みたいです。
こちら「京粕漬魚久」さんの歴史は公式ホームページより。
大正三年には隣接する蛎殻町で高級鮮魚商「魚久商店」を開業
昭和十五年に「江戸風割烹魚久」を開店させました。
鮮魚中心の会席料理は引きも切らないお客を招き、
特に粕床の味にこだわって漬け込んだ粕漬けが
味にうるさい米の仲買商の間で評判となりました。
遂には常連客から「魚久の粕漬けを土産にしたい」という声が高くなり、
土産用に漬けた粕漬けは店に並べた先から瞬く間に売れて行ったのです。
常連客の評判をうけ、昭和四十年、当時珍しい粕漬け専門店「京粕漬魚久」の暖簾を挙
げるに至りました。
現在、直営店と全国の百貨店に多くの売店を出しているのですが、
人形町の本店と銀座店のみ食事処も併設しています。
コチラでは職人さんが焼いた魚久の粕漬けを食べることができるのです。
もちろんお土産で持って帰り家で焼いて食べるのも美味しいのですが、
やはりプロが焼いた粕漬けは格別なのです。
到着は11時半くらい。
表にはメニューが出ています。
英語の案内があるので、
海外旅行客も訪れるんですね。
1人1定食頼めよ!ってことですね。
文化の違いですね。
私も台湾行ったら、平気で2人で1つしか頼まないことザラにありますもん。
日本では無理ですね。
1階は売店になっています。
中に入り、右の階段を登った2階が食事処となっています。
店内はこんな感じ。
席は20席くらいですかね。
かなり簡素な店内です。
お品書き
やっぱ一番右の銀ダラになっちゃうよね〜。
お財布に余裕があれば三種盛りのあじみせ定食ですね。
ということで銀だら京粕漬定食にしました。
そして10分かからず到着。
第一印象、銀だらが意外に大きい。
第一印象、小鉢が漬物ばかり。
第一印象、米が美味そう。
第一印象、足りるかな…。
何を隠そう、私は魚が苦手です。
生臭さがどうしても無理なんです。
でも食べれる魚もあります。
それは新鮮な生魚。火を通すと臭みが増します(私にとって)。
とにかく魚は新鮮で、生臭くないやつ。
わかりやすく言うと寿司は大好き。刺身も大好き。それ以外は嫌い。
それでも大人になってちょっとたべれるようになって、
焼き鯖とか生臭くなければ食べられるように。
そしてこの銀だらは昔からかろうじて食べれる魚の1つでした。
ほぐしやすいのも好き〜。
結構立派な銀だらじゃないですか?
一口食べると粕漬けの味、香り、甘みがいいですね〜。
そして身がねっとり油多めって感じ。
粕漬けされてるから臭みもあまりなく米が進む〜。
米もうまいす。
そう、また私の嗜好の話になっちゃうのですが、
身の丈にあっていないのですが、うまい米じゃないと嫌なんです、私。
”コシヒカリ以上”って、私はよく言うのですが、
ひとめぼれとかあきたこまちとかは基本たべません。
もしかしたら美味しいひとめぼれ、あきたこまちもあるのかもしれませんが、
私の経験では今のところありませんでした。
だから私が行く飲食店もコシヒカリ以上(の美味さ)じゃないと嫌です。
テンション下がっちゃう。
もちろん銘柄を聞いたりはしません。食べた味で判断します。
って、何言ってるんでしょうね、金持ちでもなんでもないのにね。
すみません。
そして魚久さんの米は美味いです。
コシヒカリ以上(の味)と私は判断しました。
そしてメニューに赤字で書いてあるのですが、
ごはんおかわりできるよ!
これはありがたいです。
そして味噌汁も美味い!
外の味噌汁ってなんで美味いんでしょう?
小鉢も全部うまかったし、
ご飯2杯目は大盛り食べちゃいました。
銀だらは最後ちょっと脂っこく感じちゃったけど、
米が超進む美味さでした!
ごちそうさまでした。
京粕漬魚久 銀座店
〒104-0061 東京都中央区銀座3-10-15東銀ビル
月~土 10:00~19:00 祝日 10:00~18:00
※定休日 日曜日、正月三箇日