蔵前に住み台湾に行く

蔵前在住夫婦による台湾旅行記、蔵前情報メインのブログです。一匹の相棒猫の日常も。

“蔵前に住み台湾に行く”

六厘舎の麺も作っていた浅草開化楼で個人が麺を買う! あの「つけめん TETSU」で使われていた麺が自宅で食べれちゃう!

この記事をシェアする

浅草開化楼という製麺所をご存知でしょうか?

ラーメン好きの方は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

浅草にある有名製麺所です。

f:id:kuramae-taiwan:20190314213215j:plain

今日は浅草開化楼さんへ行ってきました。

理由はさておき、

この浅草開化楼、巷では、

「おいしいラーメン店の見分け方として浅草開化楼の番重があれば間違いない」

とまで言われたりしています。

この番重ね。

f:id:kuramae-taiwan:20190315100050j:plain

(この浅草開花楼の番重でだれかジェンガ作ってくれないかな!!)

 

一番有名なところでは六厘舎ですかね

あとはつけ麺TETSU。

つけ麺ブームの立役者であるこの2つの店の麺は浅草開化楼さんの麺でした。

(いまは違います)

この時期に一気に浅草開化楼の名前も売れて地位を確立した感じです。

今でも多くの有名店で使われています。

f:id:kuramae-taiwan:20190314213228j:plain
らーめん弁慶

麺創房 無敵家

ラーメンさんじ

麺屋 中川會

浅草名代らーめん 与ろゐ屋

東京スタイルみそら-めん ど・みそ

などなど。

 

 

 

浅草開化楼さんは元浅草にありますが周りは普通の住宅街です。

その住宅街一角に馴染むようにオフィスと工場があります。

f:id:kuramae-taiwan:20190314213220j:plain

道路が白いのは小麦粉だよね〜。閉店後に水を撒いて綺麗にしているようです。

f:id:kuramae-taiwan:20190314213207j:plain

名前の売れっぷりに比べ、正直、規模はかなり小さく感じます。

 

その浅草開化楼は美味しい麺を作るためには全てを機械化していなく、

手作業の工程がかなり多いとのことで、

1日に製麺できる量が限られきてしまい、

六厘舎つけ麺TETSUなどは多店舗化に伴い、離れていったとのこと。

それでも麺の美味しさを保つために

機械を使ってのさらなる大量生産をあえてしないのが

浅草開化楼のこだわりだそうです。

 

さてここまでは浅草開化楼とはという話でした。

今日、なぜ、こちらを訪れたかですが、

浅草開化楼が小売もやっているという情報をヨメが得たからです(たまにはやるな)。

 

www.kuramae-taiwan.tokyo

 

小売とは言っても店舗などはありません。

f:id:kuramae-taiwan:20190314213254j:plain

気合いで自分から買いたい旨を誰かに伝えなければなりません。

 

ブインブイン音がしている工場の中にいる製麺している従業員さんに声をかけます。

ちょっと気まずい。

私「すみません。麺を買いたいのですが」

従業員さん「はーい、どんな麺ですか?」

私「太麺が欲しいです」

従業員さん「味噌ラーメンくらいのやつ?」

私「いや、つけ麺くらい太い麺を」

従業員さん「つけ麺ね。以前つけめんTETSUで使ってた太麺では?」

私「それでお願いします!(有名店の名前が出てきて即飛びつく私!)」

従業員さん「わかりました。用意しておきますので、オフィスで会計をしてください」

私「はい!」

こんな感じの流れです。

 

つけ麺の麺は1玉150円。5玉より販売です。

やった!

麺ざんまいするぞ!

f:id:kuramae-taiwan:20190314213533j:plain

今回購入したのはつけ麺用の極太麺。

先ほども書きましたが、なんと昔つけめんTETSUが使っていた麺!

今となっては自家製麺のつけめんTETSUですが、

つけ麺ブーム真っ只中の頃の麺が小売されているなんて!

 

そしてなんとなんと、

うどんの麺をサービスでいただいちゃいました!

これを見てください!

f:id:kuramae-taiwan:20190314213326j:plain

こんなにいいんですか!?

袋は中華麺と書いてありますが、

小麦と塩のみで作ったうどんとのことです!

 

うどんをもらえたのももちろん嬉しいんだけど、

忙しいなか対応してくれたのに、めちゃ親切だし、

感動しました!

益々のフアンになりました!

 

 

つけ麺の麺は5日ほど、

うどんは小麦と塩だけなので3日くらいしか持たないとのことで、

食べる分以外は冷凍保存をしてくださいとのことです。

 

 

よし、今日の夕飯は油そばだ!(つけ麺じゃないのかい!)

 

つけ麺用の麺ですが、

つけ麺の汁は流石に私には作れません。

初めから油そばを作るために麺を買いにきました。

 

さてでは油そばを作りましょう。

テンション上がる〜。

f:id:kuramae-taiwan:20190315002723j:plain

 

これがつけ麺TETSUで使われていた麺です。

いまだに「あの頃のTETSUの浅草開化楼の麺はうまかった」なんてカキコミも見ます。

f:id:kuramae-taiwan:20190315002856j:plain

太くて畝っている感じ。

f:id:kuramae-taiwan:20190315003115j:plain

1玉169g

1回目だから1玉でチャレンジ。

ほんとは2玉食べたい!

 

今回使うのはこちらの材料。

f:id:kuramae-taiwan:20190315003230j:plain

☆タレ

 ごま油 大さじ1

 しょうゆ 大さじ1

 オイスターソース 大さじ1/2

 鶏ガラ 小さじ1/4

 砂糖 小さじ1/2

 バター ひとかけ

 お酢 小さじ1

☆具

 卵黄 1個

 メンマ

 のり

 

と1玉分でこんな感じです。

 

まずはタレ関連をすべて器に。

f:id:kuramae-taiwan:20190315100958j:plain

バターを入れるレシピは今回初めての挑戦です。

あとはラー油はお好みで。

そしてたっぷりのお湯で麺を茹でる。

f:id:kuramae-taiwan:20190315101140j:plain

f:id:kuramae-taiwan:20190315101216j:plain

実は茹で時間を聞くのを忘れてしまいました。

袋には書いていません。

ということで硬さを見ながらゆでていきます。

太いけど、そこまでかからなそうな予感。

 

とりあえず4分くらい

f:id:kuramae-taiwan:20190315101418j:plain

3分くらいで食べてみたけど、あれ?3分でもいける?

もうちょいかな。

そして4分。

これ以上柔くなったらダメだな。

ということで4分であげました。

f:id:kuramae-taiwan:20190315101642j:plain

いい感じいい感じ。

 

 

スーパーで売っている市販の麺は、

粉を多く振ってあるから茹で汁が結構な色になるし、

超たっぷりなお湯の量じゃないと、なんかヌメヌメしちゃうんだよね。

 

でもこちらの麺は粉少ないですね。

だからヌメヌメしない!

これ結構大事!

 

即、タレに投入!

f:id:kuramae-taiwan:20190315101953j:plain

f:id:kuramae-taiwan:20190315102054j:plain


まぜる!

f:id:kuramae-taiwan:20190315102303j:plain

むっちり重くて手が疲れる〜。

 

そして卵黄、のり、メンマ(台湾で買ってきたやつ)を乗せ完成です!

うん、皿に盛るセンスがない。仕方ない。

f:id:kuramae-taiwan:20190315102540j:plain

も一度まぜまぜして、

f:id:kuramae-taiwan:20190315102928j:plain

いただきます!

f:id:kuramae-taiwan:20190315102414j:plain

おう、プッリプリ!

油がぬっとり!

硬さはちょうどいいな〜。

ワシワシ食べる、まさにつけ麺に適した麺!

油そばにも合います!

やはり市販の麺のような変な匂いが全然ありません!

 

 

本当に麺が美味いです。

だってTETSUでも使われていたわけですものね。

それだけで料理が変わりますね。

油そばもタレは文句なし!

お店レベルは難しいにしても家で食べるには十分すぎる出来でした。

1玉だと一瞬で食べてしまいました。

次は2玉いきます!

 

違う麺も試してみたくなっちゃいます。

また買いに行こっ。

 

※開化楼の麺を使ったラーメン屋さん。

 

※開化楼の麺でカレーそば作ってみました。

 

  

浅草開化楼

住所:東京都台東区元浅草4丁目5−14

営業時間:9時00分~16時00分※土日休

(店舗ではありません。あくまでも工場、事務所の稼働時間)

最寄駅:東京メトロ銀座線の田原町駅から徒歩3分ほど。